探偵を選ぶ時にチェックするべき3つのポイント

探偵への調査依頼料は決して安いものではありませんし、自分に近しい人物の調査を依頼するわけなので、信頼できる探偵に依頼する必要があります。
国内で登録している探偵社の数は法人・個人合わせて6,000社以上あり、ご自身の状況やニーズに合った探偵事務所を選び出すことは簡単ではありません。良心的ではない探偵事務所に騙されないように、信頼できる探偵事務所を見つけることは非常に大切です。
探偵を選ぶ際のシチュエーションとして
① インターネットでのチェックポイント
② 電話でのチェックポイント
③ 面談でのチェックポイント
上記、それぞれの場面でどのようなことに気を付けて判断すればいいのか、解説していきたいと思います。
①インターネットでのチェックポイント

まずは、インターネットに載っている情報から以下の5つに注意して、良さそうな探偵事務所をピックアップしましょう。
・広告やキャッチコピーが誇大でないかを確認する
探偵を広告やチラシなどで探す方も多いと思いますが、あまりにも誇大なことを言い過ぎていないかを注意して見てみましょう。
『絶対』『完全』などと謳っている場合には注意が必要です。
目先となる印象的なキャッチコピーだけで探偵を選んでしまうと失敗の原因ともなりますので、魅力的なキャッチコピーを出している探偵には「なぜそう言えるのか?」理由までしっかり確認するようにしましょう。
・所在地を詳しく公表している業者を選ぶ
探偵事務所や興信所に限らず、いかがわしい業者は所在地を隠したがる傾向にあります。
探偵事務所を選ぶ際は下記のような点に注意しながらチェックをして選ぶようにしましょう。
- そもそもホームページが無い
- ホームページはあるが所在地が書かれていない
- 所在地が途中までしか書かれていない(○○県××市まで)
- 所在地が実在しない住所
- 所在地がコワーキングスペースやバーチャルオフィス
また、浮気調査やストーカー調査の依頼を検討中の場合には、探偵事務所と、自宅や調査対象者の職場などから距離を気を付けましょう。
探偵事務所に出入りするところを目撃されていたらそれだけで調査の難易度が一気に上がってしまいます。
探偵事務所はそれらの距離を考慮して選ぶようにしましょう。
・探偵業届出証明書の有無を確認する
探偵として事業をするには、公安委員会からの許可が必要となります。その許可を貰った証明として『探偵業提出証明書』があります。
2007年6月1日に探偵業法が公布され、このタイミングから探偵業を営む者は法律に基づいた業務を義務付けられており、この届出があるかないかが、法律を守って調査を行う探偵かどうかに大きく関わってくるポイントなので、必ずチェックしましょう。
ホームページを設けている探偵事務所であれば、「探偵業届出番号」を公表していると思いますので、確認してみてください。
探偵業の届出を証明できる物が公表されていない探偵事務所は無許可で探偵業を行っている違法業者の可能性もあります。たとえ料金が安くても、決して関わらないことをオススメします。
②電話でのチェックポイント

依頼したいと思える探偵事務所が絞れてきたら、次は電話をかけて簡単に話を聞いてみましょう。
電話相談だけであれば無料で受け付けている探偵事務所がほとんどなので、まずは気になっていることを相談してみるとよいでしょう。
この時、下記に該当する探偵事務所には注意が必要です。
- 料金などの質問に対してはっきりと答えてくれない
- 「代表でないと分からない」などと言ってくる
- 話をすり替えて「一度事務所に来てください」と言ってくる
③面談でのチェックポイント

インターネットのサイトや広告を見て、いくつか気になる探偵事務所を見つけたら、電話をかけたのちに実際に会いに行ってみましょう。
面談の際には下記ポイントをチェックすることを忘れないようにしましょう。
・探偵業届出番号
先ほども説明した探偵業届出番号ですが、ホームページ上の情報だけでなく、実際に事務所に相談に行った際にも必ずチェックしましょう。
この探偵業届出書は『目につく場所に置くこと』が義務付けられているので、取得している探偵事務所であれば、事務所に入ってすぐに気付く場所にあると思います。
・探偵との相性
探偵を選ぶ際は様々なことに注意することが大切ですが、探偵の人柄や相性は最も重要です。なぜなら、『依頼人が求めていることは何か』を一番に考えた上で調査を進めるからこそ、依頼人が本当に望んでる結果に繋げることができます。
探偵として技術はすぐにでも身に着けることができますが、『依頼人に寄り添う気持ち』というのは意識していてもなかなか身に着けることが難しい分野と言えます。
親身になって相談に乗ってくれるか?
浮気調査などで探偵を依頼する状況は、よっぽど深刻なケースだと言えます。
しっかり話を聞いてくれて、親身になって相談に乗ってくれる探偵を選びましょう。
強引に契約してこないか?
すぐに契約を急かすような探偵には注意が必要です。
探偵事務所も営利企業であるため契約を貰うことが目的はありますが、あまりにもそれが見え透いている場合は、依頼者本位の調査がされない恐れがあります。
また、しっかり内容を理解していないうちから契約してしまうと、追加料金などで思わぬ揉め事になる危険性もあります。
・料金プランを確認する
価格設定は探偵事務所により異なりますが、料金プランは『時間料金制』『パック料金制』『完全成果報酬制』の3つに分けられます。
料金についても誇大広告宣伝をしている事務所には注意しましょう。
例えばよく相談者の勘違いを誘う内容として、『完全成果報酬制』と『成果報酬制』の違いについてです。
それぞれの料金プランの違いを下記にまとめましたが、『成果報酬』と謳っていながら着手金が発生する探偵事務所は、これも一種の誇大広告であり信用にかけるため、『完全成果報酬制』をご希望の方は事前に確認をしておきましょう。
成果に対して報酬が発生するため、成果が無ければ報酬は1円も発生しません。
諸経費など全てがセットになっている明瞭プランを用意している探偵事務所もあります。
『着手金』という形で設定されている報酬金額の5~7割の金額を初めに入金します。そして成果が上がったのちに、残りの差額+諸経費を支払うという流れになっています。成果が上がらなかった場合でも、着手金として入金している金額は返ってきません。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
時間料金制 | 調査料金が明瞭でわかりやすい | 調査期間によっては高額になる |
パック料金制 | 調査料金が明瞭な上、割安な料金で調査が可能 | 調査が短期間で終わったとしても満額請求 |
完全成果報酬制 | 調査成果が出た場合のみ料金がかかる | 調査が短期間で終わっても時間制よりも高額になる |
まとめ
以上、探偵を選ぶ際にチェックするべきポイントについて説明してきました。
簡単にまとめておきますので、探偵への依頼をご検討の方は下記項目に注意してご自身に合う探偵事務所を探してみましょう。
- 広告やキャッチコピーが誇大でないか
- 所在地を詳しく公表している業者か
- 探偵業届出番号の有無
- 料金についての質問への返答内容
- 探偵業届出証明書が事務所に存在するか
- 探偵との相性
- 料金プランの詳細
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